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借金は恋人に言うべき?結婚前に打ち明けるには

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借金があること自体より、それを黙ったまま1年近く一緒にいるという状態が、あなたの中でずっと小さな棘になっているんですよね。隠しごとをしている後ろめたさと、言って引かれたらどうしようという怖さ。この二つに挟まれている。この記事では、伝えるべきかどうかより、いつ伝えるかで結果が変わるという話をします。私が相談で見てきたのは、30万で婚約が延びた人と、200万を打ち明けて結婚した人です。金額の大きさと、傷の大きさは比例しません。

目次

伝えたほうがいい、ただしいつどう伝えるかで色が変わる

伝えたほうがいいと思います。ただ、いつ、どう伝えるかで、この話はまったく違う色になります。そこがいちばん大事です。

同じ借金の告白でも、追い詰められて口を割るのと、自分のタイミングで自分から話すのとでは、相手への伝わり方が正反対になります。だから、伝えるかどうかで悩むより、どう伝えるかに頭を使ったほうが、あなたにとっても相手にとってもいい結果になります。

打ち明ける前がいちばんつらい、という人がほとんどです。言ってしまえば、あんなに重かったものが、拍子抜けするほど軽くなる。棘のように刺さっている後ろめたさは、話すその日に、確かに軽くなります。

結婚は、家計が一つになるということ

なぜ伝えたほうがいいか。結婚すると、二人の家計が一つになるからです。あなたの借金は、法律上どうこうという話以前に、二人で暮らすうえで実際に共有する現実になります。

相手が3年後の結婚を考えているのも、ギリギリの生活はしんどい、という価値観がはっきりある人だからですよね。そういう相手だからこそ、お金にまつわる事実を、結婚が近づいてから初めて知らされると、借金そのものより、今まで言わなかったことのほうにショックを受けます。

傷つくのは金額ではなく、決断の前に知らされなかったこと

ここが、いちばんの発見になると思います。打ち明けのタイミングは、金額の大きさで決まるのではありません。相手の人生の決断が近いかどうかで決まります。

相手が自分の人生を賭ける決断をする前に情報を渡すのが、誠実さです。決断したあとだと、知っていたら選ばなかったかもしれない、という取り返しのつかなさが生まれる。これが、隠していたことの本当の罪なんです。

結婚式の日取りまで決まったあとで、婚約者の借金が発覚したケースがありました。金額は30万です。返済も十分に可能な額でした。それでも婚約者は、こう言いました。30万が問題じゃない。結婚を決める前に言ってほしかった、と。結局、結婚は延期になりました。

金額と、傷の大きさは比例しない

30万で婚約が止まる。この事実が、すべてを表しています。彼女が失ったのは30万ではなく、自分の一番大きな決断を、必要な情報なしにさせられたという感覚です。それは信用の問題で、返済で埋められるものではありません。

逆に言えば、金額が大きくても、決断の前に渡していれば、話はまったく違う方向に進みます。あなたの50万は、まだ相手が結婚の決断をしていない時点にあります。つまり、いちばん傷を作らずに渡せる場所に、あなたはまだ立っています。

あなたが持っているのは負い目ではなく、強いカード

あなたが今持っているのは、負い目ではなくて、むしろ強いカードです。

あなたはただ借金があると打ち明けるのではなく、年内に完済する具体的な計画を立てて、夏と冬のボーナスを全額あてて、実際に動いている最中です。これは、お金にだらしない人の告白ではありません。過去の甘さを自分で認めて、逃げずに片をつけようとしている人の報告です。この二つは、同じ借金の話でも、響き方が正反対です。

200万の借金を、付き合って半年で打ち明けた男性がいます。彼は口で説明するだけでなく、返済計画を紙に書いて見せました。毎月いくら、いつ終わるか。相手は驚いたけれど、こう言ったそうです。ちゃんと考えてるんだね、と。2年後、彼は完済しました。通帳を見せたとき、彼女は結婚を決めた。あとで彼女が言ったのは、借金の額なんて覚えていない、覚えているのは、この人は逃げないと分かった日のことだ、ということでした。

過去の失敗、今の反省、これからの行動、の順で話す

伝えるときの順番を意識してみてください。過去にリボと消費者金融で借金を作ってしまったこと。その理由も正直に、収入が安定してからも甘えて一定額しか返していなかった、と。そのうえで、今は考えを変えて、ボーナスを全額返済にあてて年内に完済する計画で、もう動いていること。

この流れで話せると、相手が受け取るのは、隠しごとをしていた恋人ではなく、大事なことを自分から打ち明けてくれて、しかも立て直している恋人、という姿になります。

借金の告白は、あなたの誠実さのサンプル提示

もう一段、深いところを話します。相手は、借金の話を聞きながら、借金だけを見ているわけではありません。

人生には、都合の悪いことが必ず起きます。病気、失業、家族のもめごと、大きな失敗。長く一緒にいれば、必ず来る。そのとき、この人は隠さずに話してくれる人だろうか。相手は、無意識にそれを見ています。だから借金の告白は、借金の話であると同時に、あなたが都合の悪いことをどう扱う人間かを見せる、最初のサンプルなんです。

さっきの30万のケースが延期になった理由も、ここにあります。彼女が怖くなったのは、30万ではなく、この人は大事なことを言わないまま結婚しようとした、という一点でした。次に何かあったとき、また黙るかもしれない。その予感のほうが、金額よりずっと重かった。

隠せば隠すほど、告白の意味が変わってしまう

同じ50万でも、今日話せば、正直に打ち明けた話になります。同棲の直前に話せば、言わざるを得なくなった話になる。結婚を決めたあとに発覚すれば、隠していた話になる。金額は一円も変わらないのに、意味だけがどんどん悪くなっていく。時間は、この件に関して、あなたの味方をしません。

同棲の話が出ない限りは言わなくていいかな、という気持ちも分かります。でもそのラインで待つと、あなたはずっと緊張したままです。同棲や結婚の話は、いつ相手から切り出されるか読めない。急にその話になったとき、動揺しながら、あるいは切り出せないまま流されてしまう。借金の告白が、おめでたい話の腰を折る形になるのも、なんだか苦しいですよね。追い込まれて言うか、余裕のあるうちに言うか。選べるのは今だけです。

どう切り出し、そのあとどう進めるか

伝えると決めても、最初の一言で固まってしまう人は多いです。かしこまって呼び出すと、相手は身構えます。二人で落ち着いているときに、ちょっと大事な話なんだけど聞いてくれる、と前置きしてから、正直に話し始めるくらいの温度がいい。

深刻な空気を作りすぎないこと。あなたが過度に暗い顔で切り出すと、相手は金額を聞く前から、とんでもないことだと構えてしまいます。過去の甘さを認めつつ、でも今はこう動いている、という報告として、落ち着いて伝える。事実と計画を、順番に、はっきりと。

打ち明けた直後の沈黙は、拒絶ではない

正直に言うと、打ち明けた直後、相手が黙り込んだり、少し動揺したりすることはあります。それは拒絶ではなく、情報を受け止めている時間です。その場で結論を迫らず、驚かせてごめん、ゆっくり考えていい、と間を渡してあげてください。

伝えることはゴールではなく、始まりです。打ち明けたあと、返済を計画どおり進めていく姿を見せることが、言葉以上に相手を安心させます。今月でここまで減った、あと何回のボーナスで終わる、と進み具合を共有するのもいい。それは、あなたが計画から逃げていないことの、静かな証明になります。

さっきの200万の男性が、完済した日に通帳を見せたのは、見栄を張るためではありませんでした。彼が見せたかったのは、残高ではなく、2年間の記録のほうです。毎月、約束した額が減っている。その履歴が、口で言うどんな言葉より雄弁でした。彼女が結婚を決めたのは、その日です。

借金が、二人で越えた最初の試練に変わる

年内に返しきったとき、それはあなた個人の達成であると同時に、二人で一つの不安を越えた出来事になります。隠していたことを打ち明け、計画を立て、返しきる。その全部を共有できれば、この借金は、関係を脅かすものではなく、一緒に越えた最初の試練に変わる。棘だったものが、あとから振り返れば、絆の一部になっていることもあります。

返済の進め方そのものに不安があるなら、家計や多重債務の公的な相談窓口で、一度計画を整理してもらう手もあります。私は返済方法の専門家ではないので、その部分はそうした窓口に任せてください。恋人に伝えるべきは、金額の詳細より、逃げずに向き合う姿勢のほうです。

貯金がないことも、同じ枠で話していい。今は返済を最優先にしているから貯金に回せていない、完済したら始める、という順番で説明すれば、それは計画のない人ではなく、優先順位をつけて動いている人の話になります。

そして、ここまで誠実に伝えても、相手がどう受け止めるかは相手の価値観次第で、あなたには決めきれない部分が残ります。それでも受け入れられないなら、それはあなたの努力不足ではなく、お金への考え方が二人で合わなかったというだけのことです。隠して付き合うのは失礼か、とあなたは書いていましたが、まだ失礼にはなっていません。失礼かどうかが問われるのは、大事な決断が目の前に来たときに、それでも黙っていた場合です。今は、まだ間に合ういいタイミングです。

よくある質問

借金は結婚前に恋人へ伝えるべきですか

伝えたほうがいいです。結婚すれば家計が一つになり、借金は二人の現実として共有されます。相手が結婚を決める前に情報を渡すことが誠実さで、決めたあとに発覚すると、知っていたら選ばなかったかもしれない、という取り返しのつかなさが生まれます。

借金を打ち明けるベストなタイミングはいつですか

相手の人生の決断が近づく前です。同棲や結婚の話が出るのを待つのではなく、その前の穏やかなときに自分から話します。追い詰められて白状するのと、自分のタイミングで話すのとでは、同じ内容でも誠実さの伝わり方が変わります。

借金の金額が小さければ言わなくていいですか

金額の大小と、相手が傷つく度合いは比例しません。30万でも、結婚を決めたあとに発覚して婚約が延びたケースがあります。相手が怖いのは金額ではなく、大事なことを黙っていられたという事実のほうです。

リボや消費者金融の借金はどう伝えれば引かれにくいですか

過去の失敗、今の反省、これからの具体的な行動、の順で話します。返済計画を紙に書いて見せた人は、相手から、ちゃんと考えてるんだね、と受け入れられました。事実だけでなく、逃げずに片をつけようとしている姿を見せることが効きます。

完済してから言うのではダメですか

完済後だと、終わった話として軽く流す形になりやすいです。返済のさなかにいる今だからこそ、逃げずに返しきる過程を相手と共有でき、一緒に乗り越えられる関係かどうかも見えます。今のほうが、話す意味があります。

貯金がないことも一緒に伝えるべきですか

一緒に伝えていいです。今は返済を最優先にしているから貯金に回せていない、完済したら始める、という順番で説明すれば、計画がない人ではなく、優先順位をつけて動いている人の話になります。

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